ニコレットは何故禁煙できるのか?

2020年01月06日
タバコ

一度決意してもなかなか達成できないという人が多い禁煙。
それを助けてくれるのが禁煙ガム、ニコレットです。
では、ニコレットとはどんな製品なのでしょうか。
普通のガムとの大きな違いは、タールなどを含まないガムタイプのニコチン製剤だということです。

そもそもタバコが止められない人の多くは、タバコに含まれるニコチンの身体的依存(薬物依存)になっているからと言われています。
依存になっている人はニコチンが体の中から失われると、イライラしたり不安になったりといった症状が現れます。
その症状を和らげたいという気持ちから、ついまたタバコに手が伸びてしまうという人が多いのです。
これは意志の問題というより依存という症状から来ているものなので、なかなか禁煙が達成できないということなってしまいます。

そんなニコチン依存の人が無理なく禁煙を達成するためには、いきなりニコチンを絶ってしまうのではなく、タバコではない形である程度のニコチンを体に入れてあげる必要があるのです。
それが「ニコチン置換法」と言われるものです。
体がニコチン欠乏を訴えている状態の時に、ニコチンを含んだ禁煙補助剤を摂取させることでニコチン欠乏が解消されます。
やがて喫煙しなくてもニコチン欠乏によるイライラや不安感などを感じることがなくなり、禁煙が達成されるのです。

ポイントは、ニコレットなどの禁煙補助剤を使用した時の方が、喫煙時に比べてニコチンの吸収速度が緩やかになるということ。
体への負担が少なく、ストレスを感じることなく続けていくことができます。
このようにまずは喫煙をしなくてもニコチン不足を体が感じたらニコレットを噛むことで欠乏状態を感じなくなったら、自然とタバコに手が伸びることも少なくなっていきます。

また、生活習慣の見直しも大事。
たとえば、朝起きたらついタバコに火をつける習慣ができている人は、禁煙をする妨げになることがあります。
こうした悪習慣を見直すことでさらに禁煙の達成が近づくでしょう。

ニコレットは3か月で禁煙できる

ニコレットは、このようにニコチン置換法に使用されるニコチン製剤の一つですが、同じように使用されるニコチンパッチとの違いはどこにあるのでしょうか。
それは、パッチとは、1日中、体に貼り続けて皮膚から少しずつニコチンを吸収させ、これによりニコチン欠乏を防ぎ、少しずつ喫煙量を減らしていくものです。

使用法は簡単ですが、貼り忘れてしまうと効果が失われてしまうことと皮膚が弱い人には向きません。
その点、ニコレットは本当に自分がニコチン欠乏を感じたときに使用するので自分のペースや摂取量のコントロールがしやすくなります。
また、全国の薬局.ドラッグストア、コンビニなどでも購入できる第2種医薬品なので、手軽に始めることができます。

まずは、ニコレットを使用した禁煙プログラムを1週間、チャレンジしてみましょう。
1週間に使用するニコレットの数は、これまでの1日の喫煙本数によって決めます。
実際の使用方法は、小包装になっているので1個を取り出しゆっくりと噛みます。

最初はピリっとした刺激を少し感じるかもしれません。
その後、歯茎と頬の間に強い味を感じなくなるまで1分ほど置き、これを30分~1時間ほど繰り返したら紙にくるんで捨ててください。
これが基本的な使用方法になります。
ニコチンは口内の粘膜から吸収されるのでゆっくり噛むことが大切です。
早く噛んでしまうと、唾液が多く出て唾液と一緒に飲んでしまう可能性が高くなり、効果を感じにくくなります。

この1~2週間で大事なのは、無理に喫煙本数を減らすことを考えないことです。
無理に減らそうとするとかえってストレスになってしまいます。
そして3カ月間これを繰り返すことで依存の症状も解消されていくでしょう。

徐々にニコレットの数も減らすことができたら、3カ月を目処にニコレットの使用も止めます。
ここまでできれば禁煙プログラムも達成です。
なお、ニコレット自体には大きな副作用はありませんが、妊娠中や授乳中の方、あごの関節に障害がある人は使えません。
また、脳血管障害がある人や心臓病のある人には大きな副作用が出る場合もあるので医師に相談してください。

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